裏原宿の苔と野草の花壇が完成しました。
ご依頼いただいたYさんは、実はお友達なのですが「芝生の花壇をなんとかしたい」とのお話があり伺いました。
とっても綺麗な芝ではあるのですが、場所柄もあり若い子がベンチ代りに使ってしまうらしく、たしかにごみやたばこの吸い殻が多く捨てられていました。
またお話を聞くうちにYさんご自身が苔庭に対する憧れがあるということがわかり、それではと思いきったリニューアルをさせて頂きました。
<Before>
<After>
実は作業中色々な方に声をかけて頂きました。
一週間をあけてニ度の作業でしたので、その間に近所の方が楽しみに毎朝来て頂いているとのことでした。
なかでもご近所のおばあちゃまが喜んで下さっているとのことで、お声をかけてくださることにはこの花壇の河原撫子を見て故郷を思いだされたということ。
福島の故郷にはよく咲いていて、花摘みをされていたそうです。
「しばらくぶりに見たけど名前はおぼえているものね・・」と。
これはふわりの庭造り「庭楽」のテーマのひとつ「ご近所とのコミュニケーション」がつくられる過程を見せて頂いたようで、本当に嬉しく思いました。
Yさんの旦那様からも「ご近所に貢献できた」との嬉しいお言葉を頂きました。
また、写真を撮られる方や、いろいろな方に褒めて頂けるという事でYさんも「鼻高々よ!」と 笑。
とにかくもお客様に喜んで頂けて本当に良かったです。
先程のおばあちゃまには大切な、大きな風知草や松や姫リンゴの盆栽を頂いてしまって・・。
「あんたいい人だから」としきりに仰っていただいたのですが、野草をの力で私自身に優しさのヴェールをかけて頂いたのでしょうか・・笑。
Yさん、旦那様、そしてご近所の皆様本当にありがとうございました!