本当に癒される庭作りとは、住む人それぞれの 「心象風景」を映し出し、形にする事と考えます。 子供のころに見た、体験した自然を、思い出す事、日本の古き良き里山の景色や情景を 再生する事・・。「庭」という一つの「点」が「線」となり、やがて緑の「面」となって、「緑の記憶」と共に、次世代に受け継がれる事を願います。 子供も、また「大きな子供」も共に遊び、楽しめる「庭作り」をご提案しています。


日本に自生する野の花や山野草を使った庭作りは、住む人の「心象風景」、日本の「原風景」を再現し、癒しの庭空間を作ります。日本の気候や風土にも合った植生は、病害虫も少なく、 過度の消毒や肥料を必要としません。花の冠や野の花遊びは、子供の感性を育て、自然に遊ぶ愉しみを教えてくれます。


林間で大切に育てられた、山の雑木や樹木を使う事により、 木立や株立ちが織りなす繊細な景色を愉しむことが出来ます。 織りなす木立は、室内よりの景観に奥行を作り、 緑陰が建物を引き立たせます。 また、庭に林間の趣を取り入れることにより、 私的な落ち着いた癒しの空間に暮らすことが出来ます。 風の流れが見える繊細な樹木は、夏の強光線を遮る 「天然のクーラー」の役割を果たし、冬は落葉することによる 採光が暖かな陽だまりを室内にもたらします。


芝生の広場は、はだしで駆け回ったり、ボール遊び等、 子供にとっては最高の遊び場になります。 広場といっても、3坪ほどの空間があれば十分に楽しく 豊かな場になります。 また、グランドカバーで地表を覆う事により、強光線を遮り、 地熱を放出させ「大地の呼吸」を助けます。 特に男の子、「大人の男の子」にとっても芝は特別、 大好きなモチーフです。


デッキやテラスでの昼食やおやつは、不思議と何倍も美味しく 感じるものです。 また、家族同士や友人を招いてのパーティやディナーも 屋外なら特別なものになります。昼間でしたら、 パラソルの下、夜はランタンに火を灯してゆったりとした時間を愉しむ。 子供の頃、原っぱや自然の中で楽しんだ「ピクニック」をご自分のお庭で。 考えただけでもワクワクしますね!


「テラリウム」というのは、お庭に水辺や、鳥の餌場を設ける ことを言います。 庭は、一番身近な自然と言われるように、自然を切り取った、 大自然の縮図と言えるかもしれません。 庭に一部に水の気配があることは、住む方を癒し、 メダカや昆虫の住処を作ります。


「食育」という言葉もある通り、自分で大切に育てた野菜や ハーブを食すことはかけがえのない体験です。 広くなくても、一坪程度の空間があれば、十分に家庭菜園を 楽しむことが出来ます。トマトやキュウリやナスを育てて、収穫し、食卓を彩る楽しみ。 「無農薬」「朝採り」の野菜を食す贅沢。土を耕し、触れる経験は、かけがえのない「体験」になるものと考えます。


~~四季の心象風景~~
Illustration by いしばしひろやす