木陰を作り 避暑地のように・・

夏の暑さを和らげる方法として、繊細な樹木で建物を囲む・・ということがあります。

この「繊細な」というのが重要で、窓から眺めた時に圧迫感が無く十分に採光がとれるということになります。

リビングより庭を眺めた際に、一本でも窓際に樹木があることで奥行きが生まれますし、また奥側にも繊細な樹木があることで、織りなす幹の繊細を愉しむ事が出来ます。

また、風を感じる事でいいますと、繊細な樹形の方がそよそよと微風にも揺れますので目にも心地よいのではないかと思います。

施工前の画像をみると、やはり都会の立地ですから隣家が迫ってきていて、目線に窓があるために落ち着かない印象です。

また、クーラーの室外機も目立ちます。

ここ数年は特に夏の暑さが厳しく、冬の寒さよりも庭造りにとっては課題になります。

もともと日本の住宅は夏に備えた作りになっていますが、現代の住宅事情では難しいのかなと思います。

その分、お庭には樹木を多く植える事が重要と思いますが、それだけに樹木の繊細さは大切です。

自分は樹木を選ぶ際のポイントは「繊細で品がある」あるということ意識しますが、それらが数本集まり、豊かな下草があることで、循環する豊かな生態系の縮図を再現する事が出来ます。

闇雲にモルタルで覆ってしまうのではなく、健全な土、健全な樹木、健全な草花があって、健全な空気が生まれます。

人間はどうがんばっても光合成は出来ませんし、それが出来るのは植物だけです。

そう考えると、庭に植物を植えることは当たり前のことかもしれませんね。

今回も繊細で品のある樹木が集まってくれました。

樹木の足許には豊富な野草を植栽しています。

オーナー様に似合う品のある庭に育ってくれる事を心より願います。

楠 耕慈/くすのき こうじ

山野草の庭づくりを提案する野草家
楠 耕慈/くすのき こうじ
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