風の名前

kikyou-2

あいの風 東風の事

あえの風 日本沿海に四月から八月にかけて吹く風の事

青嵐(あおあらし) 初夏の青葉を吹き抜ける風

青北(あおきた) 初秋から仲秋にかけて涼気を送ってくる風

青東風(あおこち) 夏の土用の青空に吹き渡る東風

青田風(あおたかぜ) 青田の上を吹き渡る風

赤風(あかっかぜ) 赤っぽい砂塵を含んだ風

秋嵐(あきあらし) 初秋から仲秋に吹く強い風

秋風(あきかぜ) 秋に吹く風

悪風(あくふう) 毒気を含んだ風

あご北風 九州北部でトビウオのとれる頃に毎日のように吹く風

朝風(あさかぜ) 朝吹く風

朝東風(あさごち) 朝に吹く東風

朝戸風(あさとかぜ) 朝、戸を開けた時に吹く風

あなぜ 西北風

油風(あぶらかぜ) 晩春の温暖な日和に南ないし南東から吹く風

雨風(あまかぜ) 雨が降り出しそうな湿気を含んだ風

天つ嵐(あまつあらし) 空を吹く嵐

天つ風(あまつかぜ) 空を吹く風

余風(あまりかぜ) 余分の風

東風(あゆ) 東の風

荒南風(あらはえ) 六月ごろに吹く南風

暗風(あんぷう) 暗闇の中を吹く風

家風(いえかぜ) 自分の家の方から吹く風

熱風(いきれかぜ) むんむんとした熱い風

一陣の風(いちじんのかぜ) ひとしきりさっと吹く風

一風(いっぷう) ひと吹きの風

凍風(いてかぜ) 凍り付くような冬の寒い風

いなさ 東南の方角から吹く風

乾(いぬい) 北西から吹く風

芋嵐(いもあらし) 芋の葉に吹き渡る強い風

色無き風(いろなきかぜ) 秋風

陰風(いんぷう) 陰気な風

丑の風(うしのかぜ) 北北東から吹く風

梅東風(うめごち) 梅の咲くころに吹く東風

梅の下風(うめのしたかぜ) 梅の花の下を吹いて香りを運んでくる風

上風(うわかぜ) 草木などの上を吹き渡る風

枝切り風(えだきりかぜ) 木の枝を吹き抜ける風

炎風(えんぷう) 日照りで熱くなった風

追風(おいかぜ) 後ろから吹く風

大南(おおみなみ) 夏に激しく吹く南風

荻風(おぎかぜ) 荻に吹く風

おしゃな 南東の風

親の風(おやのかぜ) 陸から沖に向かって吹く風

おりまぜ 7月の末ごろに吹く風

颪(おろし) 山など高いところから下へ向かって吹く風

回風(かいふう) つむじかぜ

怪風(かいふう) あやしい風

槐風(かいふう) エンジュの木を吹く風

凱風(がいふう) 南から吹く快い風

返風(かえしかぜ) それまでとは向きを変えて吹く風

翳風(かざしかぜ) つむじ風

花信風(かしんふう) 春先に花の咲くことを知らせる風

花風(かふう) 花が咲く頃に吹く風

空風(からかぜ) からっかぜ

雁の羽風(かりのはかぜ) わずかな風

雁渡(かりわたし) 初秋に吹く北風

川風(かわかぜ) 川の面を渡る風

緩風(かんぷう) 緩やかに吹く風

勢風(きおいかぜ) 勢い良く吹く風

黍嵐(きびあらし) 黍の穂に吹く強い風

狂風(きょうふう) 荒れ狂う風

驚風(きょうふう) にわかに吹く風

暁風(ぎょうふう) 明方に吹く風

金風(きんぷう) 秋の風

葛の裏風(くずのうらかぜ) 葛の白い葉裏を翻して吹く風

下り(くだり) 南風

颶風(ぐふう) 強く激しく吹く風

車風(くるまかぜ) つむじ風

黒い風(くろいかぜ) 強く吹く風

薫風(くんぷう) 初夏、草木の緑を通して吹いてくる快い風

恵風(けいふう) 自然に恵みを与える風

景風(けいふう) 初夏に吹く風

軽風(けいふう) 軽く吹く風

光風(こうふう) 雨上がりの、日を浴びた草木に吹く風

好風(こうふう) 快い風

香風(こうふう) 花などに吹いて香りのある風

小風(こふう) わずかに吹く風

木枯(こがらし) 秋の末から冬の初めに吹く強く冷たい風

故郷の風(こきょうのかぜ) 故郷の方から吹く風

五日風(ごじつのかぜ) 五日に一度風が吹く意味で時候の極めて順調なこと

東風(こち) 東の方から吹く風

木下風(このしたかぜ) 木の下を吹き渡る風

木芽風(このめかぜ) 木の芽を吹き渡る風

小春風(こはるかぜ) 冬の初めに吹く、春を思わせる風

細風(さいふう) かすかな風

朔風(さくふう) 北風

桜風(さくらかぜ) 桜の花に吹く風

鮭颪(さけおろし) この頃から、産卵のために川を上るサケを捕ることからいう

殺風(さっぷう) 非常に寒い風

寒風(さむかぜ) 寒い風

小夜嵐(さよあらし) 夜吹き荒れる嵐

小夜風(さよかぜ) 夜吹く風

浚の風(さらいのかぜ) 降り積もった雪を吹き散らす風

沢風(さわかぜ) 沢の上を吹く風

鰆東風(さわらごち) サワラの漁期に吹く風

山風(さんぷう) 山から吹き下ろす風

じあゆ 東北の方角から吹く風

地方風(じかたかぜ) 陸の方から吹く風

下風(したかぜ) 地上近くを吹く風

疾風(しっぷう) 速い風

湿風(しっぷう) しめっぽい風

篠の小吹雪(しののおふぶき) 篠の白い穂を吹きなびかさる激しい風

時風(じふう) 時節の風

風巻(しまき) 風が激しく吹きまくること

霜風(しもかぜ) 霜の上を渡ってくる寒風

斜風(しゃふう) 斜めに吹き付ける風

秋風(しゅうふう) 秋に吹く風

終風(しゅうふう) 一日中吹き続く風

春風(しゅんぷう) 春の風

松濤(しょうとう) 松に吹く風の音を波の音に例えて言う語

松風(しょうふう) 松に吹く風

祥風(しょうふう) 吉兆をあらわす風 めでたい風

商風(しょうふう) 秋の風

衝風(しょうふう) 突風

常風(じょうふう) 常に同じ方向に吹く風

白南風(しらはえ) 梅雨明けの時期に吹く南風

師走風(しわすかぜ) 師走のころに吹く冷たい風

信風(しんぷう) 北東の方角から吹く風

神風(しんぷう) 神が吹かせるという風

晨風(しんぷう) 夜明けに吹く風

迅風(じんぷう) 激しく吹く風

甚風(じんぷう) 強い風

陣風(じんぷう) 急に激しく吹きだす風

塵風(じんぷう) 塵を吹き上げる風

水風(すいふう) 水上を吹く風

翠嵐(すいらん) 山に吹く風

隙風(すきかぜ) 隙間から入る風

涼風(すずかぜ) 涼しい風

裾風(すそかぜ) 立居振舞で着物の裾が動いて起こる風

青風(せいふう) あおあおとした草や水の上を吹く風

腥風(せいふう) なまぐさい風

凄風(せいふう) ものすごい風

清風(せいふう) 清らかな風

青嵐(せいらん) 新緑のころ、青葉の上を吹き渡る風

雪風(せっぷう) 雪まじりの風

栴檀香風(せんだんこうふう) 白檀の香りを含んだ風

旋風(せんぷう) 竜巻

旋嵐風(せんらんぷう) 激しく強い風

そそ風  ゆるやかにふく風

漫風(そぞろかぜ) いつのまにか吹く風

袖風(そでかぜ) 袖を振ることによっておこる風

袖の羽風(そでのはかぜ) 袖を打ち振るときに起こる風を鳥の羽風にたとえていう語

杣山風(そまやまかぜ) 杣山(材木にするための木を植えた山)から吹き下ろす風

微風(そよかぜ) そよぐ風

高西(たかにし) 関西以西の地方で、10月ごろ急にふく西風

卓越風(たくえつふう) ある地域で、一定期間内に最も多く吹く風

沢風(たくふう) 雨まじりの風

筍梅雨(たけのこづゆ) 筍の出るころに吹く東南の風

龍巻(たつまき) 竜に似る渦巻く風

谷風(たにかぜ) 谷から吹く風

田西風(たにしかぜ) 田植え時に吹く西風

束風(たばかぜ) 西北から吹く強風

玉風(たまかぜ) 冬の季節風の名

竹風(ちくふう) 竹を吹く風

遅風(ちふう) ゆるやかな風 春風

巷風(ちまたかぜ) 町中を吹く風

昼夜風(ちゅうやふう) 昼と夜の風向が逆になる風

長風(ちょうふう) 遠くから吹いてくる風

朝風(ちょうふう) 朝吹く風

土風(つちかぜ) 土ぼこりを吹き上げる風

茅花流(つばなながし) 茅花(チガヤの花)の絮のほぐれる、陰暦四、五月ごろに吹く南風

手風(てかぜ) 手の動きで起こる風

天狗風(てんぐかぜ) 俄かに吹き下ろす旋風

天風(てんぷう) 空高く吹く風

凍風(とうふう) こごえるような冷たい風

不通坊(とおせんぼう) 春に吹く西風

通風(とおりかぜ) さっと吹きすぎる風

時風(ときつかぜ) 潮が満ちてくる時刻頃吹く風

床の秋風(とこのあきかぜ) 床に吹いてくる秋風

何方風(どちかぜ) どの方角から吹いてくるともない風

土用間(どようあい) 夏の土用中に吹く涼しい北風

鳥の羽風(とりのはかぜ) 鳥の羽ばたきで生じる風

ながし  主として南風を言う

流風(ながれかぜ) 流れる風

菜種梅雨(なたねづゆ) 陰暦三、四月ごろに吹く東南の大風

夏嵐(なつあらし) 夏、木々の緑をゆるがして吹き荒れる風

夏風(なつかぜ) 夏吹く風

軟風(なよかぜ) なよやかな風

なよら風  おだやかな風

ならい風  冬に山並に沿って吹く強い風

楢の下風(ならのしたかぜ) こなら、みずならの木の下を吹く風

楢の葉風(ならのはかぜ) こなら、みずならの木の葉に吹きわたる風

南風(なんぷう) 南から吹く風

軟風(なんぷう) 風があることを感じる程度の風

俄風(にわかかぜ) 急に吹き起こる風

盗風(ぬすみかぜ) 家に入ってくる隙間風

沼風(ぬまかぜ) 沼の上を吹き渡る風

熱風(ねっぷう) 熱気を含む風

涅槃西風(ねはんにしかぜ) 涅槃会のころに吹く風

野風(のかぜ) 野原を吹き渡る風

軒の下風(のきのしたかぜ) 軒の下に入ってくる風

野間風(のまかぜ) 野を吹く風

野良風(のらかぜ) 野面を吹く風

野分(のわき) 野の草を別けて吹き通る風

梅風(ばいふう) 梅花の香りを吹き送ってくる風

葉風(はかぜ) 草木の葉に吹く風

馬鹿風(ばかっかぜ) むやみに吹く風

麦風(ばくふう) 麦の咲く四、五月ごろに吹く風

旗風(はたかぜ) 旗をなびかせて吹く風

初秋風(はつあきかぜ) 初秋のころに吹く風

初風(はつかぜ) その季節の初めに吹く風

花風(はなかぜ) 桜の花を散らすように吹く風

花の下風(はなのしたかぜ) 花の咲いている木の下を吹く風

疾風(はやかぜ) 急に激しく吹き起こる風

春一番(はるいちばん) 早春の頃に吹く、その年初めての南風の強風

晩風(ばんふう) 夕方の風

ひとつあゆ 北風

一吹風(ひとふきかぜ) ひとしきり吹く風

雲雀東風(ひばりごち) 春の東風

悲風(ひふう) 寂しく悲しく吹く風

微風(びふう) かすかに吹く風

飄風(ひょうふう) 俄かに激しく吹く風

日和風(ひよりかぜ) 日和になる風

便風(びんぷう) 都合の良い風

襖風(ふすまかぜ) 暖かい部屋と寒い部屋の境に生じる風

扶揺(ふよう) つむじ風

古風(ふるかぜ) 昔馴染みの風

辺風(へたかぜ) 海辺を吹く風

星の出入(ほしのでいり) 十月中旬に吹く北東の風をいう

暮風(ぼふう) 夕方に吹く風

舞風(まいかぜ) つむじ風

魔風(まかぜ) もの恐ろしい風

瑞風(みずかぜ) みずみずしい風

深山風(みやまかぜ) 深山に吹きすさぶ風

むら風  つむじ風

裳裾風(もすそかぜ) 衣服の裾を吹き返す風

戻風(もどしかぜ) 梅雨の季節に東南から吹く風

矢風(やかぜ) 射放した矢が飛んでいくときに起こる風

山颪(やまおろし) 山から吹き下ろす風

山風(やまじ) 夏から秋にかけて山から吹き下ろす風

山背(やませ) 山を越えて吹く風

和風(やわかぜ) おだやかな風

夕風(ゆうかぜ) 夕方に吹く風

雄風(ゆうふう) 勢いよく心地よい風

融風(ゆうふう) 立春とともに吹き、氷を溶かす春の風

楡風(ゆふう) 星の出ている空を吹く風

羊角(ようかく) つむじ風

陽風(ようふう) 春の風

夜風(よかぜ) 夜、吹く風

横風(よこしまかぜ) 横なぐりに吹く風

余風(よふう) 大風の後で、なおしばらく吹く強い風

蓬生嵐(よもぎあらし) ヨモギの上を吹き荒れる風

四方の嵐(よものあらし) 辺りを吹きすさぶ風

落風(らくふう) 勢いよく吹く風

鯉魚風(りぎょふう) 秋の風

律の風(りつのかぜ) 秋風の異称

流風(りゅうふう) そよそよと吹く風

涼飆(りょうひょう) 涼しい風

烈風(れっぷう) 激しく吹く風

若葉風(わかばかぜ) 若葉に吹く風

和風(わふう) 柔らかく吹く風

参考文献 小学館辞典 美しい日本語の事典

楠 耕慈/くすのき こうじ

山野草の庭づくりを提案する野草家
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山野草の素晴らしさを一人でも多くの方に知ってもらうとともに、環境の変化、開発等により姿を見かけなくなった日本古来の花々をもっと身近に、それらを愛でるこころを大切にして頂きたく、日々取り組んでおります。

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